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5‐アミノレブリン酸(ALA)は抗癌作用を持っている?

 

5-アミノレブリン酸または、アミノレブリン酸は、ポルフィリン合成経路の最初の生成物です。

 

ポルフィリンは簡単に言うと、ピロールというものが4つ組み合わさった有機化合物です。

 

アミノブレリン酸はどんなものに使われるのかというと、医療においてはニキビの治療などに用いられています。

 

これは高専力学的療法と呼ばれるものです。

 

また近年では、皮膚癌などの癌治療にも用いられるなど、万能な働きを見せています。

 

さて、そんな5-アミノブレリン酸ですが、抗癌作用があるということですので、ご紹介したいと思います。

 

 

 

1.生きていく上で必要なエネルギーである5‐アミノレブリン酸!

 

5‐アミノレブリン酸はもう60年以上前に発見されているもので、体の中で必要なエネルギーを作り出す働きをしています。

 

人間の細胞の中には、生物で習ったように、ミトコンドリアというものがあります。

 

そのミトコンドリアがブドウ糖を元にしてエネルギーを作り出すのですが、その過程の5‐アミノレブリン酸が必要になってくるのです。

 

これは人間だけでなく、ほとんどの生物の体内にあって、欠かすことのできないものです。

 

そんな5‐アミノレブリン酸がなぜ今これほど注目されているのかというと、今までは、化学合成でしか、このアミノレブリン酸が取り出せずにいました。

 

ですが、技術が発達したおかげもあり、発酵により抽出することが可能になりました。

 

しかも、安くて大量に製造できるので、コスト面でも優れています。

 

 

 

2.負担が少なくて済む治療法として5‐アミノレブリン酸が注目される!

 

実際には、5‐アミノレブリン酸そのものが癌を治すというわけではなく、温熱療法というものの効果を高めるのですが、これは放射線治療などに比べて患者の方への負担が少なくて済みます。

 

 

 

では、なぜ5‐アミノレブリン酸が
温熱療法の効果を上げるのでしょうか?

 

 

 

5‐アミノレブリン酸は、ミトコンドリアの中でヘムというものを作り出します。

 

もし癌になると、この作り出す過程がうまくいかないないので、違う物質が生成されるようになってしまうのです。

 

これはプロトポルフィリンIXと呼ばれていて、癌細胞にとってとても大きなダメージになります。

 

いうなれば、5‐アミノレブリン酸を外側から加えていくと、プロトポルフィリンIXが多く作られます。

 

ですから、プロトポルフィリンIXを増やしていくということで、温熱療法の効果が上がるのです。

 

 

 

3. 5‐アミノレブリン酸で癌の検査もできるって本当?

 

従来、癌の検査は採血による免疫機能検査などがメインでしたが、近年は5‐アミノレブリン酸を用いた検査もできるようになりました。

 

今まで行われてきた検査では、癌がまだ小さい段階で見つけることは難しく、見逃してしまうこともあったのですが、5‐アミノレブリン酸を使った検査なら、癌がまだ微小な段階でも発見できるので、早期発見、早期治療が目指せます。

 

 

先にも述べたポルフィリンという物質は、体内の中で生成されますが、癌になるとポルフィリンからヘムという物質に変化しないので、この段階で癌にかかっているかどうかがわかるのです。

 

ポルフィリンが大量に細胞の中に蓄積され、さらに尿の中に排出されますので、そこを見抜くというわけです。

 

このポルフィリンの蓄積は、あらゆる種類の癌で起こりますので、5‐アミノレブリン酸を摂取することで、ポルフィリンの量を測定すれば、癌になってるのかそうでないのかが一発でわかりますし、痛みなどもないので、患者さんにとって優しい検査だと言えます。

 

今はこのように、医療が進歩したおかげで、5‐アミノレブリン酸というものを使って癌の治療をしたり、検査をすることができるようになりました。

 

まだまだ一般的には知られていませんが、痛みなどが少ないものとして、治療や検査の一つの手段として考えておくのも良いでしょう。


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